この記事の結論
最終更新日: 2026年9月14日
お金をだまし取られた直後など緊急性が高い場合は、警察相談専用電話(#9110)や消費者ホットライン(188)にご相談ください。事件性が高い場合は110番です。
SNS型投資詐欺は、SNSや投資アプリを通じて勧誘され、実際には出金できない投資商品に入金させられる手口です。本ページは、警察庁が公表する一次資料に基づき、SNS型投資詐欺・SNS型ロマンス詐欺の認知件数と被害額の推移を、出典を明記して整理した統計リファレンスです。掲載している数値はすべて警察庁の公表値に基づいています。
警察庁が発表する統計上、「SNS型投資・ロマンス詐欺」は投資詐欺とロマンス詐欺を合算した集計と、投資詐欺のみを分けた集計の両方が公表されています。判明している数値は次のとおりです。
| 年 | 区分 | 認知件数 | 被害額 | 前年比 |
|---|---|---|---|---|
| 令和6年(2024年)確定値 | SNS型投資・ロマンス詐欺 合計 | 10,237件 | 約1,271億9,000万円 | 件数+166.2%/被害額+179.4% |
| 令和7年(2025年)暫定値 | SNS型投資・ロマンス詐欺 合計 | 15,168件 | 約1,834億3,000万円 | 件数+48.2%/被害額+44.2% |
| 令和7年(2025年)暫定値 | うちSNS型投資詐欺のみ | 9,538件 | 約1,274億7,000万円 | 件数+48.7%/被害額+46.3% |
| 令和7年(2025年)暫定値 | うちSNS型ロマンス詐欺のみ | 5,604件 | 約552億2,000万円 | 非公表 |
令和7年分は暫定値であり、確定値の公表時に数値が修正される場合があります。認知件数・被害額とも2年連続で大幅に増加しており、警察庁は「過去最悪」の水準になったとしています。
上記の数値は、警察庁組織犯罪対策第二課・生活安全企画課が公表する広報資料に基づく認知件数・被害額です。「認知件数」は警察が事件として認知した件数を指し、実際の被害はこれを上回る可能性があります。集計方法や公表時点により、確定値と暫定値の間で数値が変動する場合があります。
令和7年(2025年)のSNS型投資・ロマンス詐欺の1件当たり被害額は1,213万3,000円で、被害者は男女とも40代から60代が多いとされています(警察庁公表資料)。SNS広告や偽の著名人アカウントから投資グループへ誘導され、当初は少額の「成功体験」を見せたうえで高額な入金を促す手口が典型例として報告されています。実際の手口の傾向はSNS型投資詐欺の最新手口2026|見分け方と相談先を解説で詳しく解説しています。
警察庁の統計はあくまで全国集計であり、個別の被害回復を保証するものではありません。出金できない、追加入金を求められているといった状況に気づいた場合は、次のような対応が一般的な選択肢として案内されています。
警察への相談・被害届の出し方は投資詐欺の被害届の出し方|警察相談の流れと必要な準備、偽の取引所から出金できない場合の対応は偽取引所から出金できない時の対処手順|追加入金前の確認点で解説しています。複数人が同じ手口で被害に遭っている場合の考え方は投資詐欺の被害者の会・集団訴訟|参加前に確認したい注意点もあわせてご覧ください。
A. 警察庁の公表値では、SNS型投資・ロマンス詐欺の認知件数・被害額は令和6年から令和7年にかけて大きく増加しており、令和7年(2025年)は暫定値で過去最悪の水準となっています。ただし令和7年分は暫定値であり、今後の確定値公表で数値が修正される可能性があります。
A. 令和7年(2025年)の公表値では、SNS型投資・ロマンス詐欺の1件当たり被害額は1,213万3,000円とされています。高額な被害になりやすい手口である点に注意が必要です。
A. 警察庁が公表する「特殊詐欺及びSNS型投資・ロマンス詐欺の認知・検挙状況等について」の広報資料で確認できます。本ページ末尾の出典欄にリンクを掲載しています。
本ページは一般的な情報提供を目的とした統計リファレンスであり、被害の返金・回復を保証するものではありません。掲載した数値は各出典の公表時点のものであり、確定値の公表により変動する場合があります。最新かつ正確な数値は各一次資料でご確認ください。個別の被害への対応は、警察相談専用電話(#9110)、消費生活センター(188)、弁護士等の専門家にご相談ください。