LINE投資グループ 弁護士監修

LINE投資グループで家族に言わないよう言われた場合

LINE投資グループで「家族や配偶者には絶対に話さないでください」「夫(妻)に知られると機会を失う」「親に言うと止められる」と指示された場合、その要求が何のために行われているかを冷静に考えることが重要です。正規の金融サービスが顧客に対して家族への情報共有を禁じることは通常なく、この種の指示は注意すべきサインの一つです。

「家族に言わないで」という指示の背景

家族への口止めが使われる背景として、家族という身近な存在からの客観的な視点を遮断する目的が考えられます。家族に状況を伝えると「それは怪しい」「お金を動かす前に相談しよう」「一緒に調べてみよう」というブレーキが働く可能性があります。こうした外部の視点が入ることで、勧誘側が意図した行動(入金・追加送金)に至りにくくなるため、あらかじめ遮断しようとするケースがあります。

また、家族に知られることで被害が発覚するリスクを防ぐ意図もあると考えられます。「家族に知られると恥ずかしい思いをする」「止められると損をする」といった心理的な圧力が組み合わせて使われるケースも報告されています。

家族に話すことが重要な理由

家族に状況を話すことで、冷静な第三者の視点から現状を評価してもらうことができます。自分一人では気づきにくい不審な点が、家族に話した途端に明確になることがあります。また、万が一被害が生じた際にも、家族が早期に状況を把握していることで、その後の対応(警察・弁護士への相談同行など)がスムーズになります。

「家族に話すことで機会を失う」「秘密にすることが条件」という理屈は、正規の金融サービスでは通常見られない論理です。そのような条件が提示された時点で、状況の妥当性を疑うことが重要です。

家族に言わないよう指示された状況を記録する

家族への説明と一緒に取るべき行動

家族に状況を話す際には、経緯(グループへの招待・送金の流れ・口止めの指示)を順番に説明し、保存したスクリーンショットを一緒に確認することをお勧めします。「すでに送金してしまった」「追加送金を求められている」という段階であれば、追加送金を止めることを最優先に決断し、一緒に相談窓口への連絡を検討してください。

家族に状況を打ち明けることを恥ずかしいと感じる方もいますが、早期に状況を共有することが、さらなる被害の拡大を防ぐうえで有効な場合があります。

相談窓口

家族と一緒に、または一人でも、相談窓口への連絡はいつでも可能です。消費者ホットライン(188)では無料で状況の整理と案内を行っています。警察相談専用電話(#9110)では被害状況の相談が可能です。金融庁「金融サービス利用者相談室」(0570-016811)でも関連情報の照会ができます。法的対応の可否については弁護士への個別相談が必要です。

よくある質問

家族に状況を話すことは何ら問題ありません。「口外したら損失が発生する」「法的措置を取る」といった脅しが来た場合、その文言もスクリーンショットで保存し、警察(#9110)や弁護士に相談する材料としてください。

まず本人から状況を聞き、LINEのトーク履歴・送金記録・案内されたサービスのURLなどを一緒に確認してください。追加送金を止めることを最優先にしたうえで、消費者ホットライン(188)または弁護士への相談を家族として同行することができます。

状況を共有することで、客観的な判断を得やすくなり、さらなる送金を防ぐことにつながります。弁護士や公的機関への相談を二人で行うことも可能です。一人で抱え込まずに早めに相談することをお勧めします。
監修:松本 理平 弁護士(第一東京弁護士会/登録番号 55199/青山北町法律事務所)
投資詐欺・暗号資産詐欺に関する記事は、一般的な法律情報・証拠保全・相談前準備の観点から弁護士が確認しています。個別の返金可否は具体的事情により異なり、保証するものではありません。

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参考資料・相談先

  • 警察相談専用電話 #9110(緊急時は110番)
  • 消費者ホットライン 188 / 国民生活センター
  • 金融庁 金融サービス利用者相談室(登録業者の確認)

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